理事長挨拶

ごあいさつ
 平素より神戸市老人福祉施設連盟(以下、老施連)の活動にご支援並びに深いご理解をいただきありがとうございます。
 さて、老施連は、平成21年4月に一般社団法人として新しく再スタートし、現在105会員が力を合わせ、活動幅を広げより充実した内容となるよう努力しているところです。
 その一方で、皆様もご存じのように、昨今は福祉をとりまく環境が厳しくなってきており、介護報酬が低下傾向にあることや、介護人材の確保が困難な状況になっていること、さらには内部留保金問題を理由に法人課税問題等の大きな課題を抱えています。
 こうした中ではありますが、会員施設のサービスの質の向上をめざした施設職員の研修はもちろんのこと、ろうごの日の取組み、エコキャップ回収の取組み、特別養護老人ホームの入所や虐待をはじめとする緊急ショートステイの受入れ等の社会活動、神戸市高齢者施設介護士認定制度の創設、第三者評価制度の創設等介護の社会化をめざす取組み、その他人材確保のための高卒者雇用対策、災害対策等取組みを展開し、組織としての役割を果すと共に、介護サービスをご利用いただいている皆様にご満足がいただけるよう努めているところです。なお、詳細な活動内容については、ホームページ内でもご案内しておりますので、ぜひ一度ご覧ください。
 また、今後のサービス提供体制の中での目玉となる地域包括ケアシステムは、傘下施設が運営します特別養護老人ホームなどが中核的役割を果たすことになろうかと考えています。以前に増して、地域の皆さんと一体となって、神戸の介護サービス、福祉サービスの充実のため奮闘してまいりたいと存じます。
 どうぞ、一層のご理解並びにご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。なお、介護サービスに関するお困りごとやご利用につきましては、最寄りの特別養護老人ホーム等各施設にお問い合わせ頂ければ幸いです。
平成26年6月
一般社団法人 神戸市老人福祉施設連盟
理事長  松井 年孝