養護老人ホーム　(養護盲老人ホーム千山荘)

高齢者の中には障害を持った人が多くおられます。特に目に障害がある人たちは社会生活が自力でできる期間は一般の高齢者よりも短く困難度も高い。老人福祉 法が施行された時には老人専用の施設がなく、特別養護老人ホームや養護老人ホームで帯追いしてきました。盲老人ホームの存在は必要にして生まれたもので す。現在全国都道府県に1ケ所ずつ配置されています。

利用者には、幼児期に失明された方、中高年になって視覚に障害をもたれた方など、さまざまな条件によって視覚を失った方々にどうのようなサービスを提供すれば良いのか、職員で知恵を出し合っています。

平成18年4月より要介護者について介護保険適応が可能となりますが、少々の不安もあります。急遽な高齢社会が進む中で、盲老人ホームの重要性がより増す ことは申すまでもありません。特に宝飾の時代と言われる今日、特に糖尿病性網膜症による視覚障害者も増加の途をたどっています。